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新しい企画、やってみた。
活動10年を迎えました我々「糖尿病教育ネットワークKUMAMOTO」では、
今期より看護師&管理栄養士の2人体制となりました代表世話人の1人、
池田@代表世話人の采配にて、
「食と生活習慣サポート事業部門」を立ち上げました。

 は、治療管理のみならず、
人間の生命維持と最高の活動パフォーマンスを発揮するために
必要不可欠なものです。

しかし、あまりにもあたりまえに必要不可欠であるがゆえに、
また、意識せずともある程度は身体が自律調整してくれるために、
その代謝のしくみを、実は、よく知らない。


さらには、
食事療法を学び、患者指導を行っている医療スタッフであっても、
知ってるつもり、で、実は、知らないことがある、
知識としてはあるが、実際に試したことはない、ということに
気づいていない。という大問題があります。

まずはこの、「実は知らない、やったことない」ということに
自分のリアルな生活空間の中で、具体的に気づかないと、
当然、「学ぼう」とか「コントロールしよう」いうモチベーションにつながるわけもなく。

それが伴わない糖尿病教育の言葉に、
果たして患者さんが納得してくださるものか?

・・・ということで、
自分の生活の中にある「食」と
まず自分自身がしっかり向き合うことで、
より良い血糖コントロールや健康管理を考え、学びましょう!
という切り口での体験型イベントをスタートさせております。

その一環で、先日こんなプレイベントをやってみました。
IMG_3623.jpg

これだけ見ると、結構ガッツリな研修会な感じですが、
実態はこんな感じ。
IMG_3626.jpg
これ、ただの飲み会じゃんと思うなかれ(笑)
我々の企画が一味違うのはここからでありまして。

シェフ渾身の創作和食の懐石料理が運ばれるテーブルの上には、
あたりまえのようにSMBGが転がっているのであります。
IMG_3628.jpg

こちら、
「熊本で話題の創作和食料理店で、
飲み放題付きのコース料理を食べる、というよくある日常空間で、
血糖自己測定しつつ、血糖パターンマネジメントを語り合う非日常を楽しむ」

・・・という試みでございます。

IMG_3624.jpg

こんな感じのざっくりした記録表とSMBGを参加者全員にお渡ししまして、
「測定のタイミングは自由。記録も自由。食べる量もドリンクの注文も自由。
自分が知りたいタイミングで好きなだけ測定してみてください。」
とお伝えしまして、あとは放流(笑)。

参加者の中には、
「え〜血糖測定があるならヤダ。私、絶対測らない。」
・・・と言ってた医療スタッフも結構いたのですが、
さも当たり前でしょ的にSMBGが目の前に支給され、操作説明が始まると、
なんとなく場の同調圧力(笑)で測りはじめます。

で、一旦みんなで測り始めると、

「え〜意外にあがんない。ちょっと、コーラ連チャンで頼んでみる。」
「やっぱ、炭酸飲料はすぐにくるねぇ。1型の子が低血糖の時に好むわけだ。」
「豚の角煮食べたけど、そんなにあがらない。前菜で野菜食べたからかな?」
「満腹感がきた時間帯から下がり出した」
「海老パン、意外にこない。炭水化物だけど揚物で脂質多いからあとから来るのかな?」
「ビール、ワイン、焼酎、日本酒、連チャンにしてみよう」
「豚の角煮の汁、センサーにつけたら Hi が出た」
IMG_3632.jpg
当日はアドバイザーDrにも参戦いただきました!

・・・など、今回の企画意図である
「栄養成分、消化時間と血糖変動の関係を考察する」にビンゴ!、の発言から
好奇心というより小4の悪ノリ発言、に至るまで、
ほぼ初対面同士にもかかわらず、
「見て〜いくつだったよ〜、なんで〜?」などと結果を見せ合ったりで、
結構あちこちで盛り上がっております。

なんと、コース時間中の参加者の平均測定回数、6回
ノリノリです(笑)。

こういうスタイルでやると、
ちょっと嫌〜な感じの血糖自己測定も
エンターテインメントとして成立するな、という発見あり。

測定のファーストタイムがこういう感じだと、
血糖自己測定に対する抵抗感や拒否感も薄らぐ気がします。

・・・と、そうなると、これ、有志によるゼミ、というだけでなく、
市民啓発イベントとしてもかなり有効なんじゃなかろうか。

また、市民啓発イベントとして有効なんじゃ?の最大のポイントとして、
参加した医療スタッフの中に、食後過血糖発覚!
IMG_3631.jpg

ご本人曰く、「職場検診では異常なかったんですけど・・・」との由。

実は、本ブログ記事を書いております私@ネットワーク事務局担当も
その 食後過血糖発覚! の一人でありまして、
これが、その時の測定記録、ご覧あれ。

IMG_20150703_0005.jpg

イベント終了時刻での測定で170を超え、戻ってきません。
これはかなりヤバ〜いっっっ!!!
現実を受け入れられず、後半、予想血糖値も怖くて書けてないし(笑)。

ちょうど、同月に職場健診があり、
アルドステロン過剰分泌による高血圧が発覚し、
精査と治療が始まったところでありまして。

その際、HbA1cは5.3%、空腹時血糖も正常範囲内だったので、
とりあえず糖尿病の方は大丈夫か、と安心しきっていたのですが、
これ、インスリン抵抗性もキテます、ということのようで。

これまで、完全に他人事と思ってた自分に、まさかこんな日が来ようとは!

この測定値が出た時は、やっぱ一瞬、
「見なかったことにしよう。」と思いましたもん(笑)。

健康診断のありがたさと、
ありがたい健康診断でも発覚しない「境界型糖尿病」の存在、
それを宣告された患者心理を
身をもって実感した2015年6月でありました。
・・・近く初めてのOGTT、体験予定デス。


さて、最後に、当日参加いただいた方からの感想をup。

IMG_20150703_0002.jpg

10年後、20年後の自分の為に・・・素敵な言葉ですね!

ちなみに、今回、血糖測定させていただきましたのは、
世界最小採血量・指先以外で採血可能!
痛みを抑えた血糖測定器!でおなじみ
アボット フリースタイルフリーダム ライトでした。

今回の企画にご協力いただきましたアボットジャパン株式会社さまに
心からの感謝を!!!

また、今回会場として利用させていただきました
ごはん処上の裏馳走こだまさん
美味しい創作和食のコース料理と2F1室貸切のご協力に
心からの感謝を!!!

ありがとうございました。


このプレイベントでの経験をもとに、
また、なにか、エンタメ系の学習イベントの作戦を練りまして、
今度は、公開イベント、として企画させていただきますね。
乞うご期待!!!
【2015/07/03 17:31】 | ネットワークの事業報告 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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