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連携医制度の難しさ
糖尿病専門の某病院の待合室の意見箱に投書されていた
おそらく熊本市外から熊本市に通院されていると拝察される
匿名の患者さんからのご意見を、
一部抜粋引用で以下に転載。

******************
田舎よりここの病院がいいと聞いて来院しているのです。
専門医で定期受診を進め病気の状態を知ろうとしているのです。

最近は、医療費が全体的にかさむのか、
市の保健師もなるだけ市内の医療機関で受診するように
広報などで啓発している。

専門医はなく、受け入れは出来てないのに。
完備してから啓発をと言いたくなります。

患者が病院は選択していかないと
もしもの時は保健師は責任は取ってくれません。
******************

「連携医に受診しても、
患者が求める専門的な指導が受けられない」


P1080225.jpg

・・・これって、居住地域でのかかりつけ医推進や
かかりつけ医と専門医との病診連携制度をすすめる過渡期に
どうしても起こって来る問題と言えましょう。



我々ネットワークの研修会での
地域連携にかかわる問題解決のディスカッションでも、
必ず悩みとしてあがってくる案件であります。

なおかつ、この問題については、
むしろ、この匿名の患者さんが名指しされている
現場の保健師さん達こそが
一番深く悩み、頭をかかえている問題でもあります。

「健診でひっかかった方に、受診の必要性を納得いただき、
 ようやく受診を納得いただき、
 連携医として登録されている医療機関を紹介しても、
 そこで、‘軽症だから心配ない’と帰されてしまい、
 こちらが望んでいるような糖尿病教育がなされない。」

「どこだったら、目の前の患者さんに必要な初期教育を行い、
 定期受診の継続を促していただけるのか?」

「せめてどの医療機関なら糖尿病教室をやっておられるのか、具体的な情報がほしい。」

「受診後に、どのような指導がなされたのか情報がない。
 患者さんからの聞き取りだとよくわからない。」


当ネットワークでは、
こうした悩みの解決の一助となりうる我々にできる具体策、として、
ネットワークに参加いただいた現場スタッフの方々に、
自身の所属施設での糖尿病教室、教育入院などの
糖尿病教育の実施状況の情報をお寄せいただき、
後抄録の附録として開示して情報提供を行なったり、
糖尿病連携手帳や健康手帳での情報共有推進を訴えているところではありますが・・・
P1140768.jpg

依然として、解決困難、な問題であります。


こうした連携システムにおいて、
連携によって患者さんが受益するメリットを最大限に活かす糖尿病教育を
それぞれの地域でどう構築し、
そのクオリティをどう担保していくのか。

特に病医院に、健診結果を携えた患者さんが受診された場合、
その背景で、その患者さんに対して保健指導を行なった地域の保健師さん達が
どれだけ力をつくして、その患者さんを病医院受診につなげてくださったのか。

保健師さん達の「思い」もしっかり感じてほしいのです。

行政が構築した連携システムに、生きた血を通わせるために、
我々コメディカルにできる仕事があるはずだと思っています。

P1130578.jpg


当ネットワークで、引き続き、
保健-医療それぞれの現場で
糖尿病教育に携わるスタッフ同士が顔を合わせて、
情報交換と問題解決のためのディスカッションができる場を
提供していきたいと考えています。




【2012/06/20 15:03】 | ネットワークの研修会 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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