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CGM保険点数決定!
平成22年4月1日実施の改定診療報酬点数表の内容が
先週金曜日にリリースになりまして。

CGMの保険点数、以下の通り決定されました。


医科診療報酬点数表に関する事項
D231-2 皮下連続グルコース測定(一連につき)  700点
注 別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして
  地方厚生局長等に届け出た保険医療機関において行われる場合に算定する。

(1)糖尿病患者の治療に際してインスリン抵抗性の評価、
  至適インスリン用量の決定等を目的として、
  皮下に留置した電極から皮下組織中のグルコース値を
  連続して測定した場合に算定できる。

(2)皮下連続式グルコース測定は以下に掲げる患者に対し行われた場合に算定する。
  また、算定した場合は、以下のいずれかに該当するか、
  診療報酬明細書の摘要欄に明記する。
    ア. 治療方針策定のために血糖プロファイルを必要とする1型糖尿病患者
    イ. 低血糖発作を繰り返す等重篤な有害事象がおきている
      血糖コントロールが不安定な2型糖尿病患者であって、
      医師の指示に従い血糖コントロールを行う意志のある者

(3)2日以上にわたり連続して実施した場合においても、一連として1回の算定とする。

(4)皮下連続式グルコース測定と同一日に行った血中グルコース測定に係る費用は
  所定点数に含まれる。

(5)人工膵臓を同一日に行った場合は、主たるもののみ算定する。

(6)穿刺部位のガーゼ交換等の処置料及び材料費は別に算定できない。





これに関する施設基準の項目は下記の通り

基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取り扱いについて

第23の2
1. 皮下連続式グルコース測定
 (1)糖尿病の治療に関し、専門の知識及び少なくとも5年以上の経験を有する
   常勤の医師が2名以上配置されていること。
 (2)持続皮下インスリン注入療法を行っている保険医療機関であること。
2. 届出に関する項目
   皮下連続式グルコース測定の施設基準に係る届出は、別添2の様式24の5を用いること。
(表をクリックすると拡大表示されます)
様式24の5
この書式の正式なものは下記URLにて、PDFで公開されてますので、
必要な方はダウンロードください。
様式集(基本診療料の施設基準等)
mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken12/dl/index-048.pdf

こちら157ページの書式の内、CGMの届出書式は 54ページ目にあります。




ということで、CGM、まずは日本の保険診療では、
糖尿病専門医療機関で行われる精密検査
という位置づけでのスタートになったようです。

これによって、血糖コントロール不良の原因同定の手がかりが増えます。

患者さんの生活背景の聴取力や新薬含めた治療薬の効果判定含めた
測定データのアセスメント力
自分が知り得た情報を、Drや担当スタッフに適確につなげる 機転 など
さらに幅広い知識や情報活用力が試されるステージに突入、ということかと。


保険適用になったとはいえ、
患者さんにとっては高額な検査となります。
貴重な検査データを絶対に無駄にしないためにも、
しっかり学んでまいりましょう!!

2-cgms.jpg





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【2010/03/15 12:18】 | CGM | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
CGM(持続血糖モニター)薬事承認&保険適用!
CGMS 糖尿病 ・・・で検索すると、
販売元の日本メドトロニックを差し置いて
トップでうちのブログ記事がヒットする今日この頃。

若干困惑ぎみ、ではございますが(笑)、
皆さんのなにがしかのお役に立てれば幸いです。
CGMS
実は、その後、こちらでご紹介していた
メドトロニック株式会社のCGM ~商品名‘CGMS-Gold’について
昨年(2009年)10月に日本での薬事承認がおりまして、
今年(2010年)1月27日の
中央社会保険医療協議会の総会で、
保険適用とすることが了承されたようです。

厚労省ホームページにあります
第163回中央社会保険医療協議会の総会の議事次第中の
議事○医療機器の保険適用についてを見ますと、
そのP4~7に、CGMS-Goldについての提議事項が記載されています。

これによりますと、保険償還価格 6,070円(原価計算方式)になる模様。
これに、なにがしかの技術料、診断料が付加されるものと思われます。

ちなみに、薬事承認がおりた段階での、
メドトロニック側のCGMS-Goldの販売希望価格は
  本体      90万5,000円
  センサー(4本) 3万4,000円
の方向でいたようなんですが。

単純計算で150回検査して、やっと器械代がペイする感じでしょうか。
糖尿病患者さんの多い専門医でないと、
医療機関側としては、導入するのはなかなか厳しいのかも・・・???

今回の保険償還価格が示されたことで、
若干、販売価格も下方修正になるかもしれませんね。



いずれにしてもCGMが血糖コントロールに果たす役割はかなり大。
やはり、血糖の日内変動が、連続3日間のスパンで一目で見れると、
治療がうまくいっているかどうかの確認ができますし、
今まで問題だと認識されていなかった問題点の把握に多いに役立ちます。

いつから保険点数が収載されて保険診療で使えるようになるかは現時点では不明ですが、
そう遠くない時期から、このCGM、たくさんの患者さんの助けになってくれるはず。

こうなると、これ迄、少なかったCGMの情報も一転して目白押しな状況になりそうですね。
今後は、CGMを用いた治療戦略の講演会なども多数企画されてくることかと。



そうなるまで待てない!!という方につきましては、
国内でのCGMの臨床研究をまとめた書籍が出ておりますので、
こちらを見てみて下さい。

CGM―持続血糖モニターが切り開く世界CGM―持続血糖モニターが切り開く世界
(2009/08)
西村 理明

商品詳細を見る

CGMS-Goldの機器の原理解説はもちろん、
CGMS-Goldを使って様々な病態、治療方法の患者さんの血糖日内変動を測定し、
測定結果のグラフを症例個別に示しながら
検査結果のアセスメント、治療介入の在り方を考察する内容になってます。

症例呈示の部分などは、コメディカルスタッフにとっては、
通常の診療ではDrの頭の中にあるだけで見えない
治療戦略、処方アプローチが
かなり具体的に理解できて面白いですよ。

こちら、どうも、発行部数が少なかったのか、
既に在庫希少・品薄商品になっているようで、
中古出品商品が既に定価の倍近い価格になってるようですね。
興味おありの方は、すぐに注文!なう!(by.ハマコーついったー)


なんだか、今年の糖尿病治療は、
薬も治療アプローチも激変!の年になりそうな予感。

アンテナよくしておいて
しっかり勉強しなければなりませんね。


【2010/02/12 14:14】 | CGM | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
CGMSによる連続血糖測定~その4
3日間のデータを重ねるとこんな感じ。


   グリーン 「普通の日」
   赤    「夜に外食した日」
   ピンク  「シックデイ」

1センサーの測定上限3日間の最短最速でいろんな変動パターンの血糖グラフをたたき出した彼は
「俺のカラダ、頑張ったっっ!!!」
と自分で自分を褒めておりました。

さて、日本では未承認とはいえ、実用レベルでインスリンポンプとCGMSが1つのデバイスに乗っかるところまで到達したわけで、あとは果たして門脈と膵島の機能の絶妙なコラボを人工で再現できるのか?!ということになってきます。
iPS細胞作成に成功!なんてビッグニュースが出た今、膵島移植と再生医療のコラボとどちらが先に到達するのか楽しみなところではあります。
頑張ってる研究開発の皆さんの労苦に心より感謝しつつさらなる努力を期待!

また、東京慈恵会医科大学では入院中の患者さんにこのCGMSをつかって、すでに約90名の方々のデータが蓄積(直近の記事としては、DITN 2007年11月号 No.356を参照ください)されているなど、いくつかの医療機関で臨床研究を行っているようですので、これからいろいろ報告が出て来るでしょう。こうして臨床研究に協力してくださった方々のデータが、今後の日本の臨床現場で私達が血糖変動パターンを考える上で大いなる参考材料になってくるかと思われます。

また、1日もはやくワイヤレスのCGMSが薬事承認&電波法クリアして、日本で使えるようになる日がくるといいな~と。折しもTVの地デジ化でどか~んと電波帯空くわけですし、儲かる携帯電話に売りさばくばかりでなく、どうか国民の健康と命を守る方面にも大きく配分してください!・・・と、この場をかりてお願いさせていただきます。

10年前、20年前を考えれば格段と治療環境は進歩してます。
いろんなデバイスの特性を理解して、患者さんの背景と血糖変動パターンをしっかり見極めた上で、患者さんにあったものを選択し上手く組み合わせて、その方にとってベストな血糖コントロールを実現したいですね。

今回ご紹介したCGMS System Goldについてさらに詳細を知りたい!という方は、
メドトロニック社のホームページへどうぞ!
ちなみに、これの後継機種は「Guardian REAL-Time」で、これとポンプが一体になったものが「MiniMed Paradigm REAL-Time System」です。

また、CGMSを出しているのは、メドトロニック社以外にもあります。
Abbott社のFreeStyle Navigator
DexCom社のThe Seven System
英語はわからん!という方のためには、窮余の策として、いろんな検索サイトにあるWeb翻訳(URLを入れるとそのページを翻訳してくれます)なんかを利用してみてください。
ただし、かな~り暗号チックな翻訳してくるんで、翻訳された日本語を正確に理解するためには、結局英語原文を読まなくては理解できないというレベルではありますが(笑)
・・・ま、アバウトなイメージはつかめるかと。お試しあれ。
【2007/11/22 21:49】 | CGM | トラックバック(0) | コメント(7) | page top↑
CGMSによる連続血糖測定~その3
さて、3日間の連続測定を終えましてPCでデータを抽出、グラフが出ました!

こちらが1日目。


深夜に低血糖が起こっています。
低血糖で目が覚めてジュースを飲んで血糖値を回復。

日中の仕事中はほぼフラットに推移。

ただ、この日の夕食は外食で鉄板焼きを食べたそうで、血糖が上がっています。
コースがサーブされるタイミングにあわせて超速攻型を追加打ちして調整されていたそうで、グラフに小刻みに刻まれた山にそれが見て取れますね。


続いて2日目


こちらは、彼のdailyな血糖推移だそうです。

グラフ上の星印は通常の指先採血のSMBGで測定した血糖値。SMBGでの測定値を1日数回行ってインプットすることでCGMSの測定データの校正を行うそうです。
このSMBGによるデータの校正は、後継機種でも必要だとか。間質液の糖濃度と血糖は並行して変動するとはいえ、どうしても多少の時間差が生じるために必要な措置のようです。

となると、現実問題としては、連続で血糖測定してリアルタイムで血糖値が見ることができるにもかかわらず指先穿刺の痛みからはフリーになれないという事になります。
この辺はなんとかならないものでしょうか。さらなる研究・開発に期待です。


そして3日目


この日は朝から風邪気味な1日だったそうです。
やはり夜は冷え込むこの時期、CGMSを自力防水しながらの不自然な体勢のシャワーが祟りましたね。
特に熱があったとか、嘔吐下痢などがあったわけではないそうですが、やはりシックデイ。全体として高めに推移しています。
昼食はいつもどおりの食事とインスリンだったにもかかわらず、ポーンと血糖値があがってしまいます。もう少しで400超えるかというところで “高くなってる” との自覚があってSMBGの後、インスリンを追加打ちして下げています。

ちなみにこれ、血糖値が400を超えるとCGMSから警告音が鳴るんだとか。
この機種では、血糖値がリアルタイムで見れないかわりに、400を超えた高血糖と40を切った低血糖を警告音で知らせてくれる仕様になっています。
無自覚低血糖の方にはQOL向上に直結する福音ですよね。

これが後継機種になると、この警告音で知らせてほしい血糖値の値を自分で設定できるそうですし、モニターで見れる血糖値も、株式のチャートのように現在の血糖値と過去数時間のトレンドグラフ、上がっている最中の血糖値なのか下がっている最中の血糖値なのかのベクトルを示す矢印が表示されるそうで、さらに有益な血糖コントロールの材料が増えてるようです。
【2007/11/22 19:33】 | CGM | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
CGMSによる連続血糖測定~その2
さて、いよいよ実測!ということで、最初の被験者として、1型糖尿病の男性医療スタッフが英語マニュアルを解読しつつ装着にチャレンジしてくれました。

装着の方法は、メドトロニック社のCSII(インスリンポンプ)“ミニメド”とほぼ同じな感じになります。
なのでミニメド知ってる人には今回、真新しい情報は全くないエントリーになっちゃいますので、次回、測定結果の回を期待して待て!
・・・というわけで、知らない大多数の人は読み進めてください。

さて、まずは腹部の皮下にセンサーを挿入。
皮下挿入するにあたっては、センサーのチューブを穿刺針と一緒に腹部に刺すことになります。
写真の左が穿刺針で右が穿刺器具。


この針の写真についてはほぼ実寸大ですが、針だけ見ると正直“痛そう”という感じがしますよね。これをお腹に自分で刺すのか・・・orz・・・と、折れそうになる気持ちを抑えて穿刺器具のボタンをプッシュ!やってみると思ったほどの痛みではなかったそうです。穿刺器具がセンサーのチューブのみを皮下に残して、針だけを抜いてくれますので、ここは本当にあっという間に終わっちゃいます。
ちなみに写真(左)の左側が金属針を抜いたセンサーのチューブで、右側が穿刺針。


センサーのチューブは感触としては楽器の弦のような感じ。写真(右)のようにしなやかに屈曲しますので、日常生活レベルの体動では、皮下に痛みや違和感を感じることはなかったそうです。

穿刺後すぐに、穿刺器具と一緒に穿刺針を抜き、センサーのチューブのみを皮下に残してテープで固定。測定器とセンサーをワイヤーでつないで装着完了です。


これ装着3日目の写真ですが、装着右上の皮膚が赤くなってるのはテープまけしたところ。
刺したチューブがはずれないようにと保護テープをがっつり貼っていたためですが、この保護テープの合う合わないがあるという話はCSIIの患者さんからもよく聞く悩みではあります。

装着しての3日間は、特に大きな問題はなかったようです。
ただ、この機種は防水ではないため、お風呂がNG。
しかし、1センサーの測定上限3日間フルタイム装着を目指した彼は、濡らさないように機械を必死でブロックしつつ、この向寒の砌にシャワーを浴びたのだとか。

また、身体を動かすのが好きなスポーツマンの彼は、身体を動かしすぎてセンサーが抜けてしまわないようにと自重する生活にいたくストレスを感じていたようで、センサー抜去後は、“これで自由だ~”と喜んでおりました。
確かにスポーツ好きの方には不自由感がありありかも。

今、アメリカで販売されている後継機種だと、防水なので入浴も水泳もOKになっていますし、ワイヤレスなのでスポーツも安心して楽しめるかもしれません。激しいスポーツの最中、終了後に血糖値が実際にどう動いているのかというのも見てみたいところではあります。

というわけで、測定結果は次回エントリーでっっ!

(その3へつづく)
【2007/11/22 10:02】 | CGM | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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